東京五輪開催決定~日本は本当に諸手をあげて喜んでいいのか~
おはようございます。
ぬっくです。
最近は弱冷房の電車でも風が直にあたると少し寒いですね(^_^;)
2020年東京五輪開催決定!!
日曜の朝はびっくり…というほど、関心があったわけでないぬっくですが、
いざTVで盛り上がっているのを見ると「おぉ!!」という感じで
テンションも少し上がりました。
うちの会社も五輪特需にあやかるなぁ、など。
しかし、色んなメディアを眺めながら落ち着いて考えてみると
なにかおかしくないか!?
という思いが芽生えだしました。
「経済効果3兆円!」
「東京大改造!五輪特需!」
「東北被災地復興!」
など掲げるテーマは多いが、
オリンピック開催理由に経済効果を打ち出すのはいかがなものか。
オリンピックはスポーツの祭典であり、選手たちのパフォーマンスを応援する場、見せてもらう場である。
そこに思惑のように「経済効果」を全面に打ち出す人(メディアなど)に疑問を抱いてしまう。
また、選手村の建設、新たな11会場の建設だけで4,500億円かかるという。
その他インフラ整備などでさらなる費用がかかる。
これがその選手村のイメージです。
煌びやかかつ豪華ですね~
しかし、ここは今の日本国民として1つ考えなければならないことがある。
東北被災地のことだ。
これが東北の被災地の方々が住む仮説住宅である。
この2つの写真を見比べて、私は諸手を上げて喜べなかった…
率直に、ここにもっとお金をかけられないのか!
経済効果をそんなに期待できるなら、今からでも
復興に力を入れられるだろ!
と、どうしても思ってしまいます。
東京五輪開催に盛り上げるのはわかります。
とても名誉で嬉しいことであり、経済効果も期待できるだろう。
日本国民として盛り上がり、応援するのも当然なのかもしれません。
けれど、その裏にはまだまだ被災地で苦労している人たちがいる。
経済効果が見込めるのならば、国やメディアにはその事実や被災地復興の具体的な政策をもっともっと全面に打ち出してほしいと思います。
国が被災地復興プランを掲げて
国民がそのために五輪開催を盛り上げて
選手たちが活躍する
そんな風になれたらいいですね(^.^)
被災地を利用し五輪を利用し経済効果・発展だけに注力する。
そんな日本は嫌だ!